言葉にならない「静かな悔しさ」を抱く君へ。才能を本物にする、紙1枚の約束

「どうしてこの子は、もっと悔しがらないんだろう?」

​テストで思うような点数が取れなかった時、あるいは大切な本番で結果が出せなかった時。大声で泣いたり、悔しさをあらわにしたりしない我が子の姿を見て、親のほうがハラハラし、ヤキモキしてしまうことはありませんか?


「もっと危機感を持ってほしい」「悔しさをバネに頑張ってほしい」と、つい焦ってしまうのが親心というものです。


​でも、たくさんの子どもたちと向き合う中で、私は気づいたことがあります。


分かりやすく感情を出さない子ほど、実は心の奥底で、親が思うよりもずっと熱く、切ないほどの「変わりたい」という炎を灯しているのです。


​ある日の夜、黙々とバットを握り、静かに素振りを繰り返している子がいました。
また別の日の朝、顔を洗うよりも前に、タオルを握りしめて何度もシャドーピッチングの練習に励んでいる子がいました。


​「悔しい」と口に出して大騒ぎはしない。
けれど、差し伸べられたアドバイスに対して、反発もせず、サボりもせず、黙って、不器用に、でも確実に「次の一歩」を踏み出そうとする。


その健気な後ろ姿こそが、子どもたちの言葉にならない「本当の悔しさ」のサインなのです。


​教育やスポーツの世界で、最も幸せなこと。それは、自分の可能性を誰よりも信じ、高く評価してくれる「指導者」や「大人」に出会えることです。


「君には力がある。だからこそ、今のままではもったいない」という厳しい言葉の裏には、100%の信頼と期待が隠されています。その期待を感じ取るからこそ、子どもたちもまた「この人のために、チームのために、そして自分自身のために、なんとか応えたい」と静かに覚悟を決めます。


​誰もが、その人にしかできない「生まれ持った素晴らしい能力(可能性)」を必ず持って生まれてきます。しかし、その才能は持っているだけでは輝きません。


​では、その大きな期待に応え、才能を開花させるために何が必要なのか。


一発逆転の魔法はありません。求められるのは、毎日「紙1枚を重ねるような努力」を続けることです。


​周りがまだ動いていない朝に、少しだけ練習をする。


夜、寝る前に1回だけ多くペンを握り、基本を繰り返す。


それはとても地味で目立たないし、明日すぐに劇的な変化が出るわけではありません。


​けれど、自分を信じてくれた人のため、そして自分の未来のために、毎日その「1ミリ」をサボらずに差し出し続けること。その真っ直ぐな継続こそが、与えられた才能を「本物の力」へと変え、自分にしかできないことを発揮するための唯一の鍵なのです。


​今、思うような結果が出ず、くすぶっている君へ。


​君が口に出さなくても、心の中で「もっと上手くなりたい」「変わりたい」と願い、小さく一歩を踏み出していることを、私はちゃんと知っています。君の可能性を誰よりも信じている人が、すぐそばにいます。


​私の塾は、そんな子どもたちの「静かな覚悟」を全力で受け止め、毎日の小さな努力にどこまでも伴走する場所でありたい。自分にしかできない力を発揮し、信じてくれた人と一緒に最高の笑顔になれるその日まで、私は一歩も引かずに、君を信じ、支え続けます。 

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